プロミスエンド
「目に見えるもの。亜悟くんと喧嘩してる私の姿」
約束があるときは楽しいけど、
忙しい時の追い詰められたような亜悟くんに
「約束したじゃない」
「忙しいって言ってんだろ。試験通らなかったらどうしてくれるんだ」
「必ず守ってくれるって言ったのに」
「悪かったつってんだろ」
「やっぱり私のこと、恨んでるのね。あの人のこと、やっぱり忘れられないのね」
「何言ってんだ。そんな訳ないだろ」
「知ってるのよ。今日、あの人に会いに行ってたんでしょ」
「それは…」
タイムリーにも星良といつも見ている昼ドラが私の想像に近いものを放送していた。
二人でケータイの小さい画面にかじりついて見ていた。
約束があるときは楽しいけど、
忙しい時の追い詰められたような亜悟くんに
「約束したじゃない」
「忙しいって言ってんだろ。試験通らなかったらどうしてくれるんだ」
「必ず守ってくれるって言ったのに」
「悪かったつってんだろ」
「やっぱり私のこと、恨んでるのね。あの人のこと、やっぱり忘れられないのね」
「何言ってんだ。そんな訳ないだろ」
「知ってるのよ。今日、あの人に会いに行ってたんでしょ」
「それは…」
タイムリーにも星良といつも見ている昼ドラが私の想像に近いものを放送していた。
二人でケータイの小さい画面にかじりついて見ていた。