プロミスエンド
「あげはのためなら、男のままで良いかと思えるんだ」

「テメェ…。あげはは絶対渡さねぇからな!」

まるで捨て台詞の様に言ってオレは久賀のアパートに向かった。

久賀のアパートはあげはに聞いて知っている。

あげは本人は知っているかどうかしらないが、あげはは入学当時から可愛いと評判だった。

中庭でボーッとしてる所を、それを遠巻きに見る男達がたくさんいた。

あげはは高校の時よりずっと綺麗になった。

本当はミニスカートなんてはかせたくなかった。
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