あなたに会いに来ました
翌日、誠は朝早くから
道場で素振りをしていた
ヒュンッ!ヒュンッ!
ヒュンッ!ヒュンッ!
「ふぅーいい音
もうすぐ朝食の時間かな」
誠は手拭いで汗を拭きながら
大広間へ向かった
大広間に着くと
ちょうどご飯ができたところだった
「沖田さんおはようございます」
沖田の姿を見つけ
挨拶をしながら隣に座る
「誠さんおはようございます
今日は試合頑張って下さい」
「はい。隊士になるため頑張ります」
そんな会話をしていると
土方がやってきた
「誠、試合は朝食の後だ
相手は平隊士でいいだろう」
「はい分かりました、大丈夫です」
誠は急いでご飯を食べて
再び道場へ向かった
「平隊士でも手は抜けないからね
頑張らなきゃ」
誠が素振りをしていると
朝食を終えた隊士達が
続々と道場に入ってきた