=キング of ビースト= 2
しばらく私と璃玖と紅雨が話をしていて、夜琉はタバコをすっていた。
すると
コンコン
とドアをノックする音が聞こえて
「皆さんこの間ぶりやないかい♪」
聞き慣れないほうべんが聞こえてきた。
「やぁ、南月。」
「南月だぁ~♪」
「南月さん?」
「…。」
「ぉおっ!!!姫やん!!」
「久しぶりですね。」
「前から思ってたんやけど、姫かたぐるしいねん。」
「はい?」
「南月でええし、敬語もいらんねん。」
「はぁ。」
「とゆー訳で今から敬語とかなしでよろしゅう頼むわ。」
「…分かった。」
凄い迫力で言う南月の勢いに押されてしまった。