=キング of ビースト= 2
「俺にわ荷が重すぎる…」
「何でやってもないのに、無理だと思ってんの?颯らしくない…」
「…。」
「颯わ、自分の事に謙虚すぎるんだよ…。もう少し、自信持ったら?颯わ十分凄いから。」
そう行って足を返した侑わ、那龍の面子のところに行った。
集会が終わって少しするとみんな帰り始めた。
夜の闇が深まるにつれて、倉庫にいる人数も減っていった。
俺わその光景を見ながら、ただボーっとしていた。
気づけば倉庫にわ3、4人しか残っていなくて
時計わ夜中の3時を指す少し前だった。
「颯。」
不意にハスキーな声が聞こえて、振り向けばそこに夜琉さんがいた。
「…夜琉、さん。」
「…。」
夜琉さんわ何も喋ろうとしなかったが、俺の所にきたのわきっと俺の為。
俺の言いたい事を聞く為だろうー…
「夜琉さん、何で俺なんですかー…?」
一番疑問に思った事だった。
話した事も関わった事もない俺達。
なのになぜー…?
そう思わずにわいられなかった。