=キング of ビースト= 2




「だから、璃玖さん。





夜琉さんを信じましょうよー…



夜琉さんわ必ず帰ってきますよ、由莉さんと一緒にー…。」



颯の言葉が、真っ直ぐ心に響いたー…





「わぁ~お、うらやましいわぁ。


夜琉さんに必要とされてるんやろ?


きっと大丈夫や。


夜琉さんわ狼那連合の総トップ、誰もが認める総長や。


必ず帰って来るやろ♪」



「南月の言う通りだと思います。」



そして、指示された事を終えた直也が戻って来て言った。



「直也やんけ、終わったんかいな。」


「ああ、璃玖さん。」



「どうしたの?」


「全体の状況把握をしてきました。」



「うん、どうだった?」



< 270 / 384 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop