=キング of ビースト= 2
「…まだ夜琉わ倉庫に来れないと思うけど、俺達にわ待つ事しか出来ないから。」
「そーだよっ☆璃玖の言う通りっ!!」
「みんなで帰ろうー…。」
「せやな♪帰りますか。璃玖さん、俺達狼羽も倉庫に行かしてもらうで♪」
「…もちろんだよ。縁狼もおいで。」
「ありがとうございます。まぁ、縁狼の面子わもう倉庫に行ってるみたいですけど。」
直也わ苦笑いしながらケータイの画面を見つめて言った。
「じゃあ、みんなで帰ろうーっ☆」
和やかな雰囲気の中、
「あっ。弘樹、俺車で来たからバイクないや。」
「で、何だよ。」
「後ろ乗っけてね。」
「…。…乗れば?」
「ありがとう。」
俺わ弘樹の後ろに乗り、みんなと倉庫を目指した。