=キング of ビースト= 2



秋「的確だね。」


弘樹「いい判断だ。」


璃玖「へぇ。俺とほぼ同じ考え方だ。」


聖「ありがとうございます。」


璃玖「じゃあ、みんなこの案でいい?」


みんなの了承を得ると集会を終わらせた。


聖と一緒に弘樹だけが一階に降りる。



広間にわおびただしい数の面子。


だけど、雰囲気わ重たく落ち着きのない倉庫。



そこに弘樹と聖わきたのだ。


弘樹がセンターの真ん中に立つと、さっき決まった事を言う。


「夜琉と由莉が戻るまで、南月が那龍に、智蘭をそれぞれの族に配置だ。」


大きな声で言う弘樹の斜め後ろにわ聖が、前を見据えて立っていた。


「いいなっ!!」


「「「はいっ」」」


いまいち迫力のない面子。その重い空気にひびを入れるような怒声が倉庫に響いたー…



「ふざけてんじゃねぇーぞっ!!」



その声わ、意外にも聖だったー…



< 292 / 384 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop