=キング of ビースト= 2
「…よく分かんない。」
「…―まあ簡単に言えば、広未が落ちていく人間だとしても、俺わ広未の『道連れ』になってやるよ。きっと2人の方が生きている気持ちになれるからなっ」
「~~っ。」
「分かった?」
「うん。」
芯わ少し頬を赤らめた広未の唇に
「まじ可愛いわ♪笑」
と、キスを落とした。
そして場所を移動した2人わ深くなる闇に逆らわず、閉じてくる瞼に蓋をした。
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「芯…っ!!朝!!」
「…。…んあ?」
「朝だって!!!」
「…。」
再び開けた瞼にわ、暖かい日の光が差し込んできた。
「芯、私夜琉と由莉ちゃんの様子見てくるから。」
また寝ようとしている芯にこう言えば腕を引っ張っられた。
「ちょっ!!…何すんのっ!!」
「待って、俺も行くよ。」
と言われ、広未わその甘い呟き方に反抗出来なかった。