=キング of ビースト= 2



そんな2人わ今仲良く寄り添ってマンションの鍵を開けた。


部屋に上がるとリビングの横にあった部屋に足を運んだ。


夜琉がシングルベッドに寝ているはずなのだ。


昨日、ソファーで寝ていた夜琉を起こしこの部屋に連れて行った。高熱のある夜琉をソファーで寝かせられない、そう広未が言って場所を移した。



夜琉の風邪を由莉にうつさないように、由莉の寝かせてあるダブルベッドに夜琉を寝かせる事わ出来ないのだ。


『コンコン』


と芯が静かにノックする。だけど無論返事わない。


「入るぞ。」


と一声かけた芯わ広未と一緒に足を踏み入れた。



「やっぱり似合わないー…。」

広未わ再び目にした光景にやはり違和感を覚えた。


それわ汚れのしらない真っ白のシングルベッドー…


とてつもなく似合わない、と思わせる程


夜琉に白わ明るすぎるー…。


「なんで、白なの?」


広未が問いかければ、


「夜琉の親父さんの配慮だ。」

と芯が教えた。



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