=キング of ビースト= 2
無駄に広いマンションのリビングを抜けると由莉のいる部屋のドアを開けた。
広未にとって見慣れた光景がそこにわ広がる。
だけど、芯わ見慣れなくて
「~~っ。…ー現状を改ためて見るとキツいな。」
「…そうね。私わ見慣れたくないのにー…、見慣れてしまった。」
「…。」
「こんな光景見慣れたくなかったのに…。人間わ印象的なモノほど記憶するから。」
「…ー辛いな。」
黒のダブルベッドに横たわる由莉わ深く沈んでいて
真っ白な光が真っ黒な闇にのみ込まれそうな光景を写していたー…
「由莉ちゃんに黒わ似合わないー…。夜琉と真逆だからね。」
白と黒
光と闇
由莉と夜琉ー…
2人わ真逆だー…‥