=キング of ビースト= 2
キラキラと輝く広大な海を見たせいか広未わ俺の好きな笑顔を見せてくれた。
その瞬間
広未わもう大丈夫だ
と感じた。
「芯そろそろもどろっか♪もう2時間もたつし…」
「…。」
「もう私わ大丈夫だよっ!!ありがとうね、芯!!!」
「気にすんな。」
「うんっ。さーて早く帰って2人の事、頑張らないとっ♪」
楽しそうに笑う広未わ俺の手を握った。
そして俺を車に引っ張っていく。
離したくないな…
この手、だけわ離せないー‥
そう思いながら俺の手を引きながら一歩先を歩く広未の後ろ姿を見つけていた。
それから再び車を走らせてマンションに戻ってきて、広未わ
「芯と一緒に頑張ろ♪」
と1人呟きながらドアを開けた。