=キング of ビースト= 2
俺達わ広いホールを抜けリビングのドアを開けた。
「…。」
「…。」
「…。」
そして自分の見た光景に目を疑ったー‥
「…。」
「…。」
「…ハァ、夜琉暴れ過ぎ。」
「…まじ馬鹿かよあいつ。」
呆れた口調でいう俺達が目にした光景。
床に散らばった破片
血に濡れた割れた皿
血のついた凹んだ壁
どれも原型を留めていなくて、悲惨な状況だった。
「…夜琉どこに行ったのかしら?」
「…マンションにわ居るはずだ。靴があったし、何より
夜琉が由莉さんを1人にするはずがねぇー‥。」
夜琉わ今の状態の由莉さんを絶対1人にするはずがないー‥
そんな確信が持てた。
「そう…だね。」