=キング of ビースト= 2
深愛
暖かい温もりを肌で感じながら重たい瞼をゆっくりとあける。
するとかすむ視界に映ったのわ綺麗な顔をした夜琉。
だけど夜琉わ寝ているようで、どんだけ長いまつげだよ、ってくらいバサバサのまつげが蓋をしていた。
(まつげ長い…てか寝顔始めてみた。)
ずっと一緒に寝起きしていたのに、まだ一度も見たことのなかった寝顔。
完璧過ぎる整った顔わ相変わらず綺麗で、でも安心したようにスースー寝ている夜琉にいつもより幼さを感じた。
一時夜琉の寝顔を見ていたが、喉がカラカラで痛いー…
飲み物を飲みに行きたいのだけど、夜琉の腕の中にまだいたい。
2つの想いが交差するが、
飲み物飲んでまた戻って来よう
と思って夜琉の腕の中からすり抜けた瞬間、急に腕を引かれて起こした体が再び倒れる。