=キング of ビースト= 2
触れ合った唇わ優しくて、でも久しぶりで…
夜琉と離れていた時間の長さを改めて実感したー…
―――――――
こんなにも私を思ってくれている人がいるー…
触れ合う体温が高くなればなるほど
まだやれるー…
まだ、頑張れるー…
そう思えたから、
そう思わせてくれる人が居るからー…
強くなりたい、と…
過去に囚われずに、堂々と突き進んで行きたい、と…
懇願した。
両親も千佳も、那龍も
そして夜琉もー…
私にとって掛け替えのない存在になっていて。
変える事の出来ない存在。