=キング of ビースト= 2
「ねぇ、このリビング違うような気がする。」
「…。」
「…あっ!!あれだっ!!一番最初にここに来た時の違和感だっ。」
「あ?」
「完璧すぎるんだよ。」
由莉の感じた違和感。
それわ
綺麗に整いすぎた部屋
だったー…
ものの配置や角度の全てが完璧に配置されていて。
「怖いー‥。」
恐怖を感じさせる。
由莉わ夜琉と繋いであった手を軽く引っ張りテーブルに向かう。
するとそこにわ、たたんである一枚の紙が置いてあり
由莉わそれを手にとって開いた。