秘密
ガチャン

「っで・・・どうした??」

「・・・私・・・」

「ん?」

「思い出したの・・・昔の事」

「えっ・・・」

「私、龍と本当の兄弟じゃないんでしょ?」

「・・・」

「どうして言ってくれなかったの?」

「・・・」

「ひどいよぉ・・・」

私はベットにもぐりこんだ・・・

そしたら、龍が私のかぶっていた布団をめくった・・・

「ごめん・・・」

「ぅぅ・・・うぇ・・」

涙を服の袖で拭った・・・

「結衣・・・」

「なによぉ・・・今は口な・・・ん・・・っ」

私の口を龍の口が塞いだ


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