秘密
「龍・・・」

「母さんが迎えに行ってこいって言ったからさ」

「そう。わざわざいいのに。」

そっか、自分から来たわけじゃないんだ・・・

そうだよね・・・。

龍には、彼女がいるもんね・・・

アハハ。バカだよね。

何期待してんだろ・・・私。

「どうした?何ボーとしてんだ?!」

「えっ・・・今日のご飯何かなって。」

「まったく、食いしん坊だな」

ニコ

ドキーン

そんな、可愛い笑顔見せないで。

ますます好きになちゃう。





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