メイドとご主人様の恋
ヘングレ法は、まだ片付けてない。
本音は、めんどくさいし、あと、パズルが完成出来るかわからないからなんだけど………(笑
そのおかげで、無事キッチンに着いた。
てか、誰かに片付けられる前に行こう!!!!!
つーことで、走ったんだけどね(笑
ガチャ
キッチンのドアを開けた。
見渡す限り、誰もいない。
唯一あるとするなら、私の作った、カレーライスぐらい…。
なんでカレーなのかは、失敗してたらあいつ、絶対、文句言うからでしょ!!!
だから、失敗しなくて、しかも、好印象に見られるというカレーにしたんだ♪
てか、なんであんなヤツに好印象に見られようとしてんのよ、私。
なんか、おかしくなっちゃった……。
まぁ、いいや。
とにかく、部屋に戻ろう。
カレーライスとサラダ等をおぼんにのせた。
キッチンを出て部屋に向かったはいいが、さすがに二人分はきつい………。
ちょっと休憩しようかな……
スッ―――
――え? 急に軽くなった…?
後ろを振り向くと執事が3人いた。
中央にいた人がおぼんを持ってくれていた。
「お嬢様。お嬢様には、こんな重たい物を持たせるわけにはいきません。私が代わりに持ちましょう。」
持ってくれるんだよね−?一応、お礼言った方がいいのかな?
『あ、ありがとうございます。』
そしたら、後ろの二人が
「パズルの方は私たちが片付けておきます。」
「お嬢様は早く惟様の所へ。」
執事独特って言うのかな?お辞儀をされた。
てか、パズルのこと言ってないのに、なんでわかったんだろ?
まぁ、わかるか…。
でも、片付けてくれるのは、すごく助かる。
私じゃ、きっと、一日かかっても直せないと思うし…。
それに早く惟の所に行かなくちゃ、だし。
「惟様のお部屋へ案内いたします。」
おぼんを持ってくれた人が言った。