メイドとご主人様の恋
この学校、………広すぎぃー――――ぃッッ!!!!


さっきから、廊下の終わりが見えない!!


ドンッ

誰かとぶつかった。


『いっ痛ぁ〜い。』
「いてーな。」
『ごめんなさい。 だいじょ…ぶ……。』

そこには、めっちゃカッコイイ、イケメンがいた。

「見とれんな。 ブス!」

前言撤回。

『ブ…ブス!! 酷くない?』
「それよりさ、めっちゃ痛かったんだけど、どうしてくれんの?」

ギロッ、って睨まれて、一瞬、びっくりした。

『だから、ごめんなさいって言ってるじゃん!!』
「じゃぁ、体で払ってもらおうか。」
『かっ、体? そんなのムリ!! 死んでもイヤ!!』
「ちょっと、ついて来い。」

手を引っ張られながら、最低ヤローについていっている私。


どうなるの私!!???



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