メイドとご主人様の恋
『分かった、分かったから!!』
「今、言ったな? 今日からオレの隣の部屋で過ごせよ。」
はい!!!????
「隣の部屋にお前の荷物あるから。 あと、お前のお母さん面白い人だな。」
『お母さんに会ったの?』
「あぁ、許可もらいにいくのと、荷物を運ぶためにな。」
『じゃぁ……許可得たの…?』
「即答だったぞ(笑」
あ〜、お母さんのばかッッ!!
一人娘が可愛くないのか!!(自分で言うと虚しい。。。)
「よろしくな。 山田 唯。」
『なんで、わたしの名前……!!』
「好きな食べ物は、シュークリーム。」
『なんで、知ってるのよ!!』
「俺様に分からない事は、ないんだよ。」
今、すごい発言したよね…?
すごい俺様。。。
「唯は、俺の女だから。」
と、言われてKissされた。
触れるだけのKissだったけど、私にとってファーストKiss。
Kissは愛し合っている同士がするもんでしょ!!!!!
『なにすんのよ!!!』
ボコッ
私は、惟の腹を殴った。
『私のファーストKiss、返せつーのッッ!!!』
あんな体勢だったの忘れてた。。。
なんて、バカなんだぁッッ!!!
このとき、惟が「俺の女になったからには、お前の初めては全部もらう。」
と、言ってたことは、聞こえてないことにしよう。
これがあなたとの出会い。
はっきり言って、第一印象最悪。これがあなただった。