キミの隣へ




「…ょ、よぅ!」





右手を軽く振り、走って学校へ向かった雄輔の後ろ姿をむなしく見ている自分がいる。



見てるだけじゃどうしようもないのに、どうにかしようとして…あたし強がりなのかな。





友美にどんな顔して会えばいいのかな。


何を話せばいいのかな。



先週まで普通に出来ていた事がたった数分の出来事で普通じゃなくなった。










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