キミの隣へ
そんなときも助けてくれたのは雄輔。
でももう助けてくれない、助けてはもらえない。
「泣きそ…」
『何で?』
えっ!?
開きっぱなしの携帯から声が聞こえる。
『優歌?何で泣きそうなんだよ?』
繋ぎっぱなしだったの!?
この無言の30分!
「すいません、おやすみなさいッ」
『ゆっ!』
♪プープープー♪
あっ切っちゃった…。
「もぉ嫌だ!寝る!!」
誰に言ってるんだかわかんない言葉を発し眠りについた。