キミの隣へ




麻由子は部活へ行き今度は雄輔と2人だけ。



―――どんだけ不運なのよ。



「宮石ってば!」



あーもうっ!




「何?」



「来いって」



「ちょっと!?」



雄輔に引っ張られるがまま着いたのがあの日、あたしが雄輔に想いを伝えた水道だった。



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