キミの隣へ
超憂鬱な朝が来る。
門で龍哉先輩に会うし教室に入れば机の足につまずくし…もうどれだけ不運なの…。
足音響く廊下を寂しげに1人歩く。
端から端までコツコツと歩きまた戻る、何やってんだろと思いながらもじっとしてる方が今のあたしには難しい。
「行動意味不明宮石優歌脳内理解不能」
「はぁー!?おはようぐらい言えないわけー?人見て暴言吐かないでよ、あたしは雄輔の脳内の方が理解不能!」
小さい頃はこんな言い合いしてた、大体あたしから言って雄輔が対抗するって感じで。
懐かしさに浸ってたらあいつはまた『理解不能!』と言って階段をかけ降りていった。