レイコーン
第5章 眠りの女神と神鳥の庭
バスはぐんぐん砂漠を進む。
空は晴れ渡り、遠くの方まで光り輝いていて当たりがよく見える。
空を飛ぶ青い鳥が2,3匹見えた。
先行く道には
何個も何個も道しるべのようにサボテンが生えそろっている。
シートの乗り心地は悪くはなかったが道がでこぼこしているため上下によく揺れた。
マールは興奮と緊張で胸が抑えきれなかった。
落ち着かなくドキドキしている。それにリリーから教えてもらった魔術がうまく使えるか心配だった。
「大丈夫かな?ニコス。…ニコス?」
「…ぅぅぅ。」
ニコスの顔色が悪い。
「ニコス。大丈夫?もしかして車に・・・?」
そう言いかけたときニコスは顔色が明らかに悪いのに笑っている。
違うと言いたそうだ。
「クェェェェ~」
空からは鳥の鳴き声が聞こえた。
マールが窓から上のほうを覗き込むと悠々と飛んでいる大きな青い鳥を見えた。
さっき街の付近でよりもずっと大きい。
「でかっ!」
きっとあれは街のみんなのシンボルなんだろうなって思った。
「ねぇ、ジーニー、少し休憩しない?ニコスの顔が…」
そう、マールが言いかけたとき、ニコスが
『ガっ』と、マールの腕をつかみ、首を振った。
「もう少しでつくから。…これは鳥の呪いだ。絶対に鳥の…。」
なんだかブツブツ言っているが。
空は晴れ渡り、遠くの方まで光り輝いていて当たりがよく見える。
空を飛ぶ青い鳥が2,3匹見えた。
先行く道には
何個も何個も道しるべのようにサボテンが生えそろっている。
シートの乗り心地は悪くはなかったが道がでこぼこしているため上下によく揺れた。
マールは興奮と緊張で胸が抑えきれなかった。
落ち着かなくドキドキしている。それにリリーから教えてもらった魔術がうまく使えるか心配だった。
「大丈夫かな?ニコス。…ニコス?」
「…ぅぅぅ。」
ニコスの顔色が悪い。
「ニコス。大丈夫?もしかして車に・・・?」
そう言いかけたときニコスは顔色が明らかに悪いのに笑っている。
違うと言いたそうだ。
「クェェェェ~」
空からは鳥の鳴き声が聞こえた。
マールが窓から上のほうを覗き込むと悠々と飛んでいる大きな青い鳥を見えた。
さっき街の付近でよりもずっと大きい。
「でかっ!」
きっとあれは街のみんなのシンボルなんだろうなって思った。
「ねぇ、ジーニー、少し休憩しない?ニコスの顔が…」
そう、マールが言いかけたとき、ニコスが
『ガっ』と、マールの腕をつかみ、首を振った。
「もう少しでつくから。…これは鳥の呪いだ。絶対に鳥の…。」
なんだかブツブツ言っているが。