レイコーン
第3章 砂漠の王者と神の水
日照りが続き、
喉の水分も蒸発しそうな岩石砂漠が永遠と続いている。
そんな中、旅をする2人はただモクモクと歩いていた。
「暑い。」
ニコスは黙って何も言わない。
マールの頭上には何かきらきらしたものが浮いている。
「暑いって~。ニコス暑くないのか?執事服で歩いてるけど…。」
マールは暑いを連呼し続けた。
ニコスの反応のなさにマールは少し飽きてきた。
ニコスは汗ひとつかいていない。
「なぁ、魔法の世界って意外とローカルなんだな。」
屋敷を出て数十分。
まだ背中の方には屋敷が見える。
歩いて旅をするだなんて今の時代考えられない。
「何で屋敷のあった丘が砂漠になってるのさ?おかしいって。」
ニコスがマールの方を向き真剣なまなざしで話し出した。
「マール、少し休憩にしようか。」
ポケットから絵柄の入ったカードを取り出し
何かぶつぶつと言いはじめた。この光景は今朝と同じ。
一瞬の突風と共に目の前には旅の荷物が現れた。
わざとなのかニコスはマールの方を見ようとはしない。
ニコスは荷物中にあるパラソルの準備をしながら質問に答えだした。
喉の水分も蒸発しそうな岩石砂漠が永遠と続いている。
そんな中、旅をする2人はただモクモクと歩いていた。
「暑い。」
ニコスは黙って何も言わない。
マールの頭上には何かきらきらしたものが浮いている。
「暑いって~。ニコス暑くないのか?執事服で歩いてるけど…。」
マールは暑いを連呼し続けた。
ニコスの反応のなさにマールは少し飽きてきた。
ニコスは汗ひとつかいていない。
「なぁ、魔法の世界って意外とローカルなんだな。」
屋敷を出て数十分。
まだ背中の方には屋敷が見える。
歩いて旅をするだなんて今の時代考えられない。
「何で屋敷のあった丘が砂漠になってるのさ?おかしいって。」
ニコスがマールの方を向き真剣なまなざしで話し出した。
「マール、少し休憩にしようか。」
ポケットから絵柄の入ったカードを取り出し
何かぶつぶつと言いはじめた。この光景は今朝と同じ。
一瞬の突風と共に目の前には旅の荷物が現れた。
わざとなのかニコスはマールの方を見ようとはしない。
ニコスは荷物中にあるパラソルの準備をしながら質問に答えだした。