呪いのテディベア Ⅱ

栞が部屋を出て行ってから数秒して

突然。

パソコンの電源がついた。

ぶつん。ぶつん。

そんな、
今にも切れてしまいそうな音を立てながらも、
パソコンは画面を表示していく。

かた、かたかたかた、かたた、かた、た、

勝手に、パソコンのキーボードが、
文字を打っていく。







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