呪いのテディベア Ⅱ

「・・・。何?これ?」

途端。
何故だか、恐怖が込み上げてきた。

画面が勝手に進んでいく。

「え?何で?
止まって。止まって・・・・っ!」

慌ててマウスをカチカチッと
押したが画面は止まってくれない。

不安と恐怖に
押し潰されそうになりながら、
画面をクリックし続けた。

「嫌、嫌。嫌・・・っ!
止まって、助けて・・・・・!」

声にならない声を上げながら、

訳のわからない恐怖に脅えながら、

あたしは手で顔を覆った。








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