企業戦隊サラリーマンOL
悪の組織 現れる!?
ここは営業部。赤井は同僚と二人でやっと終わった書類を纏めていた。
微かな音さえも響く程の中、突如それは鳴り出した。
『お兄ちゃ~んお・ね・が・いお兄ちゃ~んお・ね・がい…』
変身ウォッチからの通信呼び出し音らしい。明らかに悪意のあるロリータ声に、赤井は慌てて音を止めようと立ち上がった。
「なんなんだっ!?この声…クソッ!止まんねぇ…」
「うっわっ!お前、そういう趣味があったのか?ヒクわ~…」
「ちっ…違うっ!これは…い、妹に悪戯されたんだって!」
「ふぅ~ん……」
明らかに信用してない同僚の視線を振り切って
「ちょっ…ちょっと電話してくるわ!」
「え~っ?だったらぁ、ここからでも良いよ?お兄ちゃん」
ニヤニヤしながら真似るが
「私用電話だから!じゃっ!あと頼むな!」
その間も時計は鳴りっぱなしである。
「後は大丈夫だから早く行けよ。お兄ちゃん」
『完全にマニア扱いかよ…』
無視して人気の無い場所に息を切らせて駆け込むと時計のスイッチを押す。
「何ですかっ!」
「経理課に直ぐ来い。」
黒田はそれだけ言うとブチッ!と通信を切った。
「ちょっと!黒田さん!?……ハァ…行くしか…ないか…」
またしても経理課へ駆け出す赤井であった…
赤井が駆け付けた時には既に全員集合していた。
「緑川さん!呼び出し音、なんとかならないんですか!?」
「ボスの指定です。変身時は色で呼んで下さいね。」
まだ変身してない赤井をジロリと見た。
「…グリーン。変えられないのか?」
「変えられますよ。後で説明しますから、早く変身して下さい。」
「…ミッション。」
変身音と共にレッドになると
「巡回中、経理課に不振人物を発見した。では、突入しよう。」
ドアを開けて5人が飛び込む。
微かな音さえも響く程の中、突如それは鳴り出した。
『お兄ちゃ~んお・ね・が・いお兄ちゃ~んお・ね・がい…』
変身ウォッチからの通信呼び出し音らしい。明らかに悪意のあるロリータ声に、赤井は慌てて音を止めようと立ち上がった。
「なんなんだっ!?この声…クソッ!止まんねぇ…」
「うっわっ!お前、そういう趣味があったのか?ヒクわ~…」
「ちっ…違うっ!これは…い、妹に悪戯されたんだって!」
「ふぅ~ん……」
明らかに信用してない同僚の視線を振り切って
「ちょっ…ちょっと電話してくるわ!」
「え~っ?だったらぁ、ここからでも良いよ?お兄ちゃん」
ニヤニヤしながら真似るが
「私用電話だから!じゃっ!あと頼むな!」
その間も時計は鳴りっぱなしである。
「後は大丈夫だから早く行けよ。お兄ちゃん」
『完全にマニア扱いかよ…』
無視して人気の無い場所に息を切らせて駆け込むと時計のスイッチを押す。
「何ですかっ!」
「経理課に直ぐ来い。」
黒田はそれだけ言うとブチッ!と通信を切った。
「ちょっと!黒田さん!?……ハァ…行くしか…ないか…」
またしても経理課へ駆け出す赤井であった…
赤井が駆け付けた時には既に全員集合していた。
「緑川さん!呼び出し音、なんとかならないんですか!?」
「ボスの指定です。変身時は色で呼んで下さいね。」
まだ変身してない赤井をジロリと見た。
「…グリーン。変えられないのか?」
「変えられますよ。後で説明しますから、早く変身して下さい。」
「…ミッション。」
変身音と共にレッドになると
「巡回中、経理課に不振人物を発見した。では、突入しよう。」
ドアを開けて5人が飛び込む。