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「俺…春日には俺じゃなくて、もっと似合うヤツがいるのに…それなのに何で俺なんだろって…。もしかして春日にからかわれてんのかなって…。そうなら俺立ち直れないよ…」

えっ?

もしかして…?

「あっくん…。それってあっくんも理乃が好きって事?」

理乃の言葉にあっくんは真っ赤になって小さく頷いた。

「春日は…すっげー可愛くて…狙ってるヤツがたくさんいて…。俺なんか眼中にないって思ってたのに春日からコクられて…。それでも信じられなくてさ」

「あっくん…」

「春日に好きって言われても全然自信なくて…」

理乃はあっくんの手をギュッと握った。

「どうしたら信じてもらえるの?あっくんに理乃の気持ちを信じてもらえて、好きってわかってもらえるなら理乃は何でもするよ」

驚いた顔で理乃の言葉を聞いていたあっくんは理乃が大好きなフワッとした笑顔を浮かべて手をギュッと握り返してくれた。

「ありがとう。その気持ちがすげー嬉しい。自信なんてすぐには持てないけど…春日が俺を好きでいてくれてるって事はもう疑わない」
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