恋雫の華

出会い

『んっ・・・・あっ・・・ん』

そっと首筋にキスをし、その唇は滑るかのように 胸の突起部を愛撫する。

『やっ・・・声・・出ちゃう・・・』
顔を真っ赤にして恥ずかしそうにしている。

 「ここが気持ちいいの?」
その舌はだんだん下の方へ移動していく。

透の脚に力が入る。




『あっ・・・あんまりじろじろ見んといてぇっあっ』



言葉をさえぎるかのように舌は動く。


「透のヒクヒクしてる可愛いよ・・こん
なに糸引いて・・可愛いっ」
 
指を伝うように透明な糸を引いている。
『あっ・・・あっ』
「気持ちいい?」

『んっ・・ん
きもっ・・ち・・あっっ・・・』

体をくねくねさせ全身で感じている。

「どうする・・・?」





『あっ・・・・』

透は、悲しみの表情で答えるのだった。
『ごめんなさい・・・出来ない・・・』
透の返事はいつも同じだった。

体に気持ちがついていかなかった。

昔の古い古い傷が痛む・・・ 本当の理由・・・・

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