絶対純愛主義
・ロールキャベツ
駅で佐伯くんと別れて家に帰ると、玄関でママが出かけようとしてるとこに出くわした。
「あれ?ママ、どっか行くの?」
「あー!いいとこに帰ってきたわ!貴ちゃんちのご飯お願い!ママ、友達と約束あって」
「えっ?ママっ!?」
「頼んだねーっ」
私の返事も聞かずにダッシュで出かけて行ったママの後ろ姿に大きくため息をつく。
仕方ないなぁ…。
とりあえず買い物に行くか。
私服に着替えてスーパーに向かう途中で貴斗と行き合った。
「真帆っ。どこ行くんだ?」
相変わらず能天気な感じで話しかけられて少々イラッとしたけど、大人気ないと思い直した。
「ママにあんたんちの夕飯頼まれた」
「母さんまた仕事かぁ…」
口振りとはうらはらに大して困った様子もない貴斗は私に付いてくる。
「あれ?ママ、どっか行くの?」
「あー!いいとこに帰ってきたわ!貴ちゃんちのご飯お願い!ママ、友達と約束あって」
「えっ?ママっ!?」
「頼んだねーっ」
私の返事も聞かずにダッシュで出かけて行ったママの後ろ姿に大きくため息をつく。
仕方ないなぁ…。
とりあえず買い物に行くか。
私服に着替えてスーパーに向かう途中で貴斗と行き合った。
「真帆っ。どこ行くんだ?」
相変わらず能天気な感じで話しかけられて少々イラッとしたけど、大人気ないと思い直した。
「ママにあんたんちの夕飯頼まれた」
「母さんまた仕事かぁ…」
口振りとはうらはらに大して困った様子もない貴斗は私に付いてくる。