哀歌~貴方に贈る LastSong~
『おかえり!どーせまたショウちゃんの所行ってたんでしょ。つか、なんでよりによってショウちゃんなの?』




『え、だってショウちゃん話しやすいし、気が楽だもん。』




友達がこう言うのも無理はない。




ショウちゃんは、完全に好き嫌いが分かれるような人だった。




むしろ、嫌いっていう人が多いかもしれない。




顔もカッコいいわけじゃないし、授業つまんないし、声小さいし。
< 15 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop