永愛
ガラガラガラガラ..
 

『ふぁー終わった??』

夜美君が
目を覚ました。
 
 
『終わった
じゃないでしょ??』

 
 
『んー帰ろっか』
 

 
どんだけ
マイペースな子なんだろうって改めて思った。
 

 
校門まで
一緒に行く事になった。
 
 
『あんた
反省してるの??』
 
 
『反省??俺が??』
 
 
『もういーよ。
呆れたわー夜美君に』

 
 
『1日で
呆れたはねーだろ』

 
 
『もう知らない。
明日からは気をつけてよね。迷惑だから。』


 
 
私達がグチグチ
言っているうちに
校門まで来ていた。

 
 
『じゃあ
うちこっちだから』
 
 
『あー俺もだよ??』
 
 
『はぁ??』
 
 
『だから俺もこっち』
 
 
夜美君が
そういった瞬間
 
『繭香ー』
 
 
『光ー
待っててくれたの??』
 
 
光が校門で
待っててくれていた。
 

『待つに決まってる
だって親友じゃん!!』
 
 
『ありがとう
光一緒に帰ろー!!
今日入学式だったから
記念にプリ行く??』

 
…………??
あっ夜美君忘れてた。
 
 
『じゃあ俺
帰るから、じゃーな』
 
 
夜美君が
そういってきた。
 

『じゃーね』

私はそういって
 

光と一緒にプリを撮りにゲーセンに向かった…。
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