永愛

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
　ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

『早く席につけー』

担任が入ってきた。

まだ入学して
間もないから
最近はずっとHRだ。


『委員会を決めるぞ』


　
私はもちろん
図書委員に入りたい!!


なんでかって??
真面目そーに
見えるじゃん!!



『委員長は……』

　
　
『はーい』


ちゃらそーな子が
手を挙げてすると
言っていた。


凄い!!私絶対むり


はやく
図書委員こないかな??


そう思ってた時


『図書委員
したい人いるか??』



『はい』

私は自信をもって
手を挙げた。


『男子は…』


『はい。俺やります』

そー手を挙げたのは






横の坊主の子だった。



その瞬間

『俺がしたい』





夜美君がいった。



そしたら担任は


『夜美は無理だろ』


そう言った。



『わかんねーよ??
じゃんけんでいーから
決めさせろよ。俺まじ
納得いかねーよ。』



『昼藤いいか??』

担任が聞く。



えｯｯ!!
横の子昼藤君なんだ!!
知らなかった。



『はい』


そういって
二人はじゃんけんをした