永愛
1組から
順番に名前を
担任が呼んでいく。
 
『7組…愛内…相川…』
 
自分までが長い…
 
 
トントン…
 
左から肩をつつかれた。
 
小声で私は
 
『何よ…??』
 
すると普通にこいつは
 
『なんかだるくね??』
 
なんでやねん
って感じだしまじで…
まぁだるいけど

 
『まぁ…』
 
『夜空って名前
変わってんなー
俺初めて聞いたし』

 
『夜美のほうが
普通に珍しいし』
 

コクコクと私達の
順番へきていた。
 
 

でも私達は
話に夢中だった…。
 

『夜空のほーが珍しい』
 
『夜美のほーが珍しい』
 
『だーかーら』

 
夜美君がいった瞬間

 
『夜美桃李』

 
 
…ん??
あれ??おーい
呼ばれてるよ…
 
 
『…呼ばれてるよ??』
 

 
『え…俺????』

 
 
『うん』

 

 
『夜空繭香』
 

夜美君とばされてるし

 
『『はい』』


 
えー夜美君
うちの時にはいって
言っちゃってるよ…
 

 
『とばされてるし…』
 
笑いながら
そういうと
 
しばらく
夜美君は
グチグチ言っていた。
< 6 / 72 >

この作品をシェア

pagetop