永愛
『夜美いい
加減にしなさい』

 
 
先生の声が
教室に響いた。


『HRが終わったら
夜美と夜空は
職員室にきなさい』


 
『わかりました』

 
私の声は
静かな教室を包み込んだ

 
『夜空行くの??』
 
夜美君に聞かれた。
 
『普通に行くに
決まってるでしょ』

 
私は座りながら
小声で答えた。


 
『じゃあ一緒に行こ』
 

『わかった』



 
『お前らは…
怒っられても
話すんだな!!!』

 
コソコソと
担任が言った…。


 
キーンコーンカーンコーン
 キーンコーンカーンコーン
 

『HR終わります』

 
 

 
私と夜美君は
職員室に向かった。
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