不良彼氏の甘い誘惑【番外編】
「……爽真君」


「ん?」


「今日だけ……一緒に居ていいかな?」



あたしは爽真君に視線を向けてそう言った。





「……え?」


「ずっと……爽真君の側に居たいの」



あたしは爽真君の胸に顔を埋めた。







「……ああ。俺も、亜季の側に居たい」


爽真君はそう言うと、あたしの頭を撫でた。





「……んっ」


頷く間もなく、爽真君の唇があたしの唇を塞いだ






―――ドサッ


爽真君はキスをしながら、あたしをベッドに押し倒した。





「……爽真、君?」


爽真君が上からあたしをジッと見下ろす。







「亜季……そろそろ、いい?」


爽真君が小さな声でそう問い掛けた。





「……え?」


それってつまり……そういうこと、だよね?





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