不良彼氏の甘い誘惑【番外編】
「……大丈夫か?」


グッタリとしているあたしに、爽真君はそう問い掛けた。





「……うん」


あたしは静かに頷いた。






「……ちょっと、やり過ぎたな」


爽真君があたしの頭を撫でる。





「……ううん」


あたしは爽真君の胸に、顔を埋めた。







「疲れたろ?……もう寝ていいぞ」


「うん。……おやすみ」

「おやすみ」



そしてあたしは、爽真君の腕の中で深い眠りに落ちて行った。





ねー爽真君。あたし、爽真君が大好きだよ。







爽真君はいつだって、あたしのことを守ってくれるから。


大事なものを守る時しかケンカしないって言葉に、すごくキュンってするの。





だから、これからもずっと一緒に居ようね。


あたしの、大好きな彼氏―――





【完結】




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