俺様なヤンキー少女が超お嬢様学校に入っちゃうはなし
すたぁと
出逢い
†
ベンツ、ベンツ、ベンツ、ベンツ…
黒やら白やらピンク、様々な色のベンツが校門前に並んでいる。
そして―――――――
「行ってらっしゃいませ、お坊っちゃま」
「帰りも頼む」
「かしこまりました」
お約束の風景が並んでいた。
「っはあ―――――…」
大きな大きなため息をついて、華夜はまた歩き出した。