冷たい夜は桜の色
『えっとね・・。私この前ミッコーランドに隆につれってってもらったでしょ?なんていうか変なんだ』
《どんなところが変なんだ?》
『隆とどう接していいかわからなくて・・・』
《そうか、それで美加は?》
私がそう言うと、えっ?という顔をしてこっちを向く美加
《だから結局のところどうなんだ、美加の気持ち、隆の事をどう思っているんだ?》
そう言うと美加は下を向いてしまった。何か考えているようだ。
私は美加の返事を待つことにした。少したったころ美加が顔をあげた。
『私は・・。』
『隆の事が好き。』