冷たい夜は桜の色
私は心を落ち着けながら言った。
『今日は隆に伝えなきゃいけないことがある。』
私がそう言うと、隆にも状況が分かったようで体をこっちに向けて真剣な顔をした。
そうして私の次の言葉を待っている。
隆の目を見つめる。
心臓の音が部屋中に響いているように大きく感じられた。
『私、、隆の事が好き』
私の口から隆へ想いが伝えら得た瞬間、
私は隆の胸の中にいた。
最初わからなかったが、背中にまわされた、手に力が入っていく、
私、、隆に抱きしめれてるんだ。
『た、か?』