私が他人を愛せなくなった訳。


『詩織へ。

突然ごめんな。

これは俺なりに考えて出したものだから、詩織になんて言われても変える
つもりはねぇ。

何も言わずに読んで欲しい。


俺はお前を一生大事にしたいと思ってる。

だから、責任がとれる年になるまでもうお前には触れない。

一生そばに居て欲しいから。

わかってくれ。』



涙が溢れた。

嬉しくて、嬉しくて。


返事なんて出来なかった。


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