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それって…!?



「ここを…出るのは嫌…」

だって怜と離れたくないもん。
だけど…。

「怜は私なんて…。何でそんな事言うの…?」

「倫が好きだからに決まってんだろ」

「嘘っ…」

「嘘じゃねーから」

怜はそう言って私の額にキスをした。


「私…ボンキュッボンじゃないよ?」

「ま、俺の理想にはちょい足らねーけど、いい感じなんじゃない?」

バスタオルの上から私の身体を見てニヤッと笑う。

「もう!」

「それで…出ていかねーなら…俺のモンだよな?」


「うん…。怜が…好き」

嬉しそうに笑う怜って可愛い。

私が怜に抱きつくとそのままソファーに押し倒された。

バスタオルにかかる怜の指を慌てて止める。
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