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はぁ!?
別に正月と酒で野球拳なんて決まってねーし!てか、聞いた事ねーし!

「よーし!やるぞー!負けたら服を脱いでくんだからね」

「待てって!やるなんて言ってねーだろ!後悔しても知らねーぞ!」

「怜ってば、つまんないのー」

倫はプンッと横を向いて不機嫌を顕にする。

「じゃーいーもん。一人で脱いじゃう」

そう言うや否や倫は自分の服に手をかけた。

「バカッ!止めろって!」

間一髪で間に合わず、倫は脱いだ服をパサッと床に落とした。

ブラ一枚になった上半身の次にスカートにかけた手を慌てて抑える。

「あん」

不満げに口を尖らせる倫の後頭部を引き寄せると唇を塞いだ。
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