ルームシェアリング
「おっ、時間ピッタリ………え?」

笑顔が驚きに変わり私を見つめてるのは…………………誰?

「あ…の…?こちらは佐々木さんのお宅では…?」

「そーだけど?ま、とにかくここじゃ何だから入って」

「え?あっ…」

腕を取られて玄関内に引っ張り込まれた。


奥へと促されて、どうしたものかと迷う私にその人は首を傾げる。

「今日、ルームメイト希望者が来るって不動産会社から聞いてたんだけど…。あんた、代わりの人?あ、佐々木 怜(ささき あきら)ね。よろしく」

はい?

だって…だって…。






男じゃないっっ!!
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