天気予報は暴風のち…Love!?
☆Sky.1
・不良オトコと真面目オンナ
「あれっ?」
「どーした?」
制服のポケットを探る俺を隣にいた豊が不思議そうに眺める。
「あちゃー…どっかにケータイ忘れてきたわ」
俺の言葉に豊が自分のケータイを差し出した。
「鳴らしてみれば?誰か拾ってるかも」
ケータイを受け取り、自分のケー番を入力する。
少しの間、呼び出し音がして通話に切り替わった。
『もしもし…』
女の声。
「それ、俺のケータイなんだけど」
『あ…。視聴覚室で拾ったの…』
そーいや、退屈なスライドを見せられて暇つぶしに豊とメールしてた。
部屋を出る時に忘れてきたんだ。
「今から取りに行くから。どこにいてんの?」
『2年B組です』
「わかった」
通話を終えて豊にケータイを返した。
「ちょっと行ってくる」
「面白そーだから俺も行こっと」
笑う豊と連れ立って拾い主に会いに向かった。
「どーした?」
制服のポケットを探る俺を隣にいた豊が不思議そうに眺める。
「あちゃー…どっかにケータイ忘れてきたわ」
俺の言葉に豊が自分のケータイを差し出した。
「鳴らしてみれば?誰か拾ってるかも」
ケータイを受け取り、自分のケー番を入力する。
少しの間、呼び出し音がして通話に切り替わった。
『もしもし…』
女の声。
「それ、俺のケータイなんだけど」
『あ…。視聴覚室で拾ったの…』
そーいや、退屈なスライドを見せられて暇つぶしに豊とメールしてた。
部屋を出る時に忘れてきたんだ。
「今から取りに行くから。どこにいてんの?」
『2年B組です』
「わかった」
通話を終えて豊にケータイを返した。
「ちょっと行ってくる」
「面白そーだから俺も行こっと」
笑う豊と連れ立って拾い主に会いに向かった。
< 1 / 60 >