天気予報は暴風のち…Love!?
果穂の耳を口に含み舐め回すと、果穂はギュッと目を閉じた。

「しゅ…う」

その声は俺を止めるどころか、ますます煽るだけ。

耳から首へと唇を滑らせるとビクッと果穂の身体が跳ねた。

「果穂…」

頬に手を添えて俺に向かせると困ったような泣きそうな視線で俺を見る。

「そんな顔すんな」

「だって…」

俺に対する非難が出そうなその唇をキスで塞ぐ。

最初は軽く。
だんだん深く。

慣れてない果穂はいつも俺の胸元をギュッと握る。

俺はその手を優しく包む。

俺、今までこんなにオンナに優しくした事ねーんだぞ?


「う……んんッ…」

時折洩れる果穂の声が残り少ない俺の理性を削る。


「しゅ……苦し…」

果穂が吐息混じりに放った言葉に俺の理性は完全になくなり、果穂をゆっくりとソファーに押し倒した。
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