天気予報は暴風のち…Love!?
目の前に広がるのは澄んだ青空。
……愁はいない。
静かにドアを閉めて屋上を一周すると……いた。
壁にだらしなくもたれて携帯をいじっている。
ふいに携帯から目を上げて私を見た。
「何?」
その声だけで目が潤む。
「…怒…って…る…?」
震える声でそう言うのが精一杯。
「座れば」
姿勢を直した愁の横に座るけど顔を上げれない。
愁も何も言わず、重苦しい空気が流れる中、携帯のボタンを押す音だけが耳につく。
「私が…嫌がったから…嫌いになった…?」
パタンと携帯を閉じた愁が私を見ている気配がする。
「果穂はそう思ってんだ」
「え?」
腕をグイッと引かれ、後頭部に愁の手のひらが当てられたと思ったら唇が塞がれる。
驚き、目を見開く私に構わず愁の舌が咥内を這う。
「う……んんッ!?」
愁の指がブラウスのボタンを外していく。
「ん――ッ!ん!」
愁の手を止めようとしても嘲笑うように簡単に擦り抜けて次々と外される。
……愁はいない。
静かにドアを閉めて屋上を一周すると……いた。
壁にだらしなくもたれて携帯をいじっている。
ふいに携帯から目を上げて私を見た。
「何?」
その声だけで目が潤む。
「…怒…って…る…?」
震える声でそう言うのが精一杯。
「座れば」
姿勢を直した愁の横に座るけど顔を上げれない。
愁も何も言わず、重苦しい空気が流れる中、携帯のボタンを押す音だけが耳につく。
「私が…嫌がったから…嫌いになった…?」
パタンと携帯を閉じた愁が私を見ている気配がする。
「果穂はそう思ってんだ」
「え?」
腕をグイッと引かれ、後頭部に愁の手のひらが当てられたと思ったら唇が塞がれる。
驚き、目を見開く私に構わず愁の舌が咥内を這う。
「う……んんッ!?」
愁の指がブラウスのボタンを外していく。
「ん――ッ!ん!」
愁の手を止めようとしても嘲笑うように簡単に擦り抜けて次々と外される。